きみのしりたいものは

ぼくは強く願った。
かみいるに会いたい、かみいるに聞きたいって。

の日、かみいるがぼくに尋ねたんだ。
きみのしりたいことはなんだい?
って。

それはずっと聞きたかったこと。
それはかみいるたちも望むこと。

善優ポイントを最大限に稼ぐ方法はあるの?

「 それをしってどうするの? 」

ぼくは今までの自身の行動を反省したんだ。
これからは悪劣ポイントではなくて善優ポイントを稼ぐことに決めたんだ。

かみいるはニコリと笑った。

「 どちらのカードを選ぶ? 」

かみいるは2枚のカードを目の前に差し出した。
1枚は白いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 誰かの益になるかもしれないがあなたは今からしばらくは苦くてつまらない 』
もう1枚は黒いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 誰かの害になるかもしれないがあなたは今からしばらくは甘くて楽しい 』

ぼくは黒いカードを指さした。
甘くて楽しい方が良い、誰かに何かがあるかもしれないってよくわからないし。
かみいるからそのカードを持っているように言われた。
ぼくは黒いカードを引いて左手に持った。

「 どちらのカードを選ぶ? 」

かみいるは2枚のカードを目の前に差し出した。
1枚は白いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 100年後にあなたに益があるかもしれないが今からしばらくは苦くてつまらない 』
もう1枚は黒いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 100年後にあなたに害があるかもしれないが今からしばらくは甘くて楽しい 』

ぼくは黒いカードを指さした。
甘くて楽しい方が良い、100年後に生きているかもよくわからないし。
かみいるからそのカードを持っているように言われた。
ぼくは黒いカードを引いて左手に持った。

「 どちらのカードを選ぶ? 」

かみいるは2枚のカードを目の前に差し出した。
1枚は白いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 誰かが必ず大きな得をするがあなたは必ず小さな損をする 』
もう1枚は黒いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 誰かが必ず大きな損をするがあなたは必ず小さな得をする 』

ぼくは黒いカードを指さした。
ぼくは得をしたい、誰かが大きな損をするってよくわからないし。
ぼくは黒いカードを引いて左手に持った。

「 どちらのカードを選ぶ? 」

かみいるは2枚のカードを目の前に差し出した。
1枚は白いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 あなたは今すぐ死ぬことを回避できるが今からしばらくは苦くてつまらない 』
もう1枚は黒いカードで表面に次の文字が書かれている。
『 あなたはしばらくして死ぬがあなたは今からしばらくは甘くて楽しい 』

ぼくは白いカードを指さした。
今すぐ死ぬなんて嫌だ、今すぐ死ぬくらいならしばらくは我慢した方が良い。
ぼくは白いカードを引いて左手に持った。

かみいるはあはははと笑った。
いたずらっぽく笑った。
そして言ったんだ。
「 人が善優ポイントを最大限稼ぐ方法はね、
目の前に差し出された白と黒のカードから白いカードを最大枚数引くことなんだよ。そしてそれは、人が最大限の幸せを感じる方法でもあるんだよ。
きみは黒いカードを75%の確率で引いてしまった。しかも引かなかったのは今すぐ自分が死ぬという究極的な毒だと誰でもわかるものだ。今のきみはまだまだ悪劣ポイントを最大限稼いでしまう体質のようだね。自分のことをよく知って自分が何をするべきか決意して行動すると良いね。 」
って。

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